田舎に暮らす外国人妻との日常

山と川に囲まれた静かな田舎に暮らす外国人妻との日常花と畑と買い物

何でこうなるの今年の10月第2の3連休

毎年10月第2の3連休は、もがりはぎりのはずが・・・・

徳雄です

10月です。 

toku25.hatenablog.com

毎年、10月の第2(土日月)の3連休はもがりはぎりの時期です

今年は妻の従妹夫婦が手伝いに来てくれる事に・・・・

ところが今年は早くから台風19号が本県に近づく予報

それも大型で非常に強い

10月8日 夜家で妻

大きめのバッグを持って「これはあなたの物、これは私の物」避難の用意をしていた

「○○(従妹夫婦)に早く電話をして、来るのか、来ないのか」

 10月9日夜私、従妹に電話

「○○12日は台風が来るけど、どうする」

従妹の旦那

「何があっても行きます」

(有難い、でも大いに不安)

日増しに予報が気になる

10月11日

私 台風の進路を見ながら、会社の同僚につぶやく

「あそこまで来て右に曲がるってゆうことはなかんべー」

「曲がるんだったら真下に曲がってさー、目があるんだから

目を回して消滅すればいいんだよなー」

「せっかくの3連休、予定していた、もがりはぎりが、できなかんびゃー」(出来ない)(台風のバカヤロー)

10月12日

朝から雨、もがりはぎり処ではない

(少しは出来ると思っていた)

「早く電話して何時に来るか分からないから」

私(従妹に)

「何時ごろ着くかな」

従妹

「あまり電車が出ていない、南栗橋で乗り継ぎだから10時過ぎには着くと思う」

電車の運行も厳しくなってきたらしい

予定通り10時20分新鹿沼に到着

雨もだんだん強くなってきた

従妹の旦那

「買い物したいけど何処かやっているかな」

「台風が来ているからどうかな?」

「東京あたり大きい所は休みになったみたいね」

「やっているかどうか、行くだけ行ってみよう」

鹿沼市内のスーパーは何処もやっていた

11時半ごろ、我が家に着く

12日 12時頃撮影

川はかなり増水している

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道路にはまだ水は上がってない

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雨足が強くなってきている

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従妹の旦那

「今日は雨、何もできないから酒でも飲みましょう」

お昼から酒飲み(馬鹿なことをやっています)

一休みをして夕方になる(5時ごろ)

妻川を見て

「あと少しで道路に来るよ」

「昔(7~8年前の台風)は庭先まで来た」

「まだ、大丈夫」

まだ事の重大性が分っていなかった

夕方6時ごろ近くの食堂さんから℡

「頼まれたもの(酒のつまみ)が出来たよ」

「今行く」

回りは真っ暗、道路は冠水それも泥水

(一気に水が来た、わずか1時間たらず)

(軽自動車のタイヤ半分くらいの水)

「危ないから裏の道で行こう」

裏の道も、道路が分からないくらいの、どろどろの道

(よくこんな道を通ったものだ)

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10月30日撮影

(これが元の道)

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途中消防団員がいた

「これから先はいけません」

「すぐそこの食堂、行かせて」

団員

「沢という沢が氾濫そこから先(食堂)はいかないでください」

とにかく道路は何処も冠水やっとの、おもいで我が家に(距離にして往復約2キロ)

料理が来たのでみんなで(5人)宴会(非常にバカなことやっていた)

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雨は強くなる一方

いつしか停電に

夜11時ごろ就寝

えぇー? なんだこれは これが現実か

私は今回の台風を甘く見ていた

周りの人は予備の水やカップラーメンなどを買いだめ

私は

「大したことはなかんべー」

こんな感じでした。(非常に反省です)

13日に朝

周りは見るも無残

12日夜7時ごろは、ガードレールの上まで水が来た

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畑と道路の境が分からない(畑は40㎝ぐらい下がっている)

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我が家の前

(我が家の被害は雨漏りが少しあっただけ)

11月4日分かった事

家の周りを片づけていると、1か所だけ基礎が少し穴が開いていた(改築した方)

中に潜って確認すると、基礎に漏れた跡があった(約15㎝ぐらい)

そこから雨水が入ったみたい(後の祭りです) 

かなり近くまで水が来た

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ガードレールもがれきの山

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崖崩れ通行止め

(電柱3本流された)これで停電に

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ここでも電線が切れていた

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auのアンテナ基地(泥と流木だらけ)

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簡易水道も道が崩落(10軒共同で山から引いている)

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我が家の回りだけでもこんな状態

時間がたつにつれて被害の様子が分かってきた

街中は小倉川(思川の上流)の大反乱、壊滅状態

家屋は至る所で水没 高い所で1メーター以上(2tトラックが水没するくらい)

基礎はむきだし 塀は跡形もない

お店(スーパー ドラックストアー ホームセンター 酒屋なども水没)

郵便局も水没

道路も至る所で陥没(通行止め)

(会社も水没 4日間、泥だし、片付け)

テレビで見ている光景が目の当たりに

至る所に被災ゴミが出してある

コミニティーセンターは避難所にそしてボランティア受付場所に

まさかこんな事態になるとは

私、今65才、今までこんなことは一度もなかったし、経験もない

言葉にならない

いろいろな所から支援そしてボランティヤ(自衛隊も来てくれた)

心強い 有難い

11月2日まだ営業出来ないところも

早く復興してほしい

私からの一言

ドアの半分くらい水没した車は廃車した方がいい

後で何が起きるか分からない(主に電気系統)

自賠責保険車両保険に入っていれば補てんされる

さらなる復興を願います。

終わります。